不思議なヨガのポーズ

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これって、ヨガのポーズ?

ヨガといえば、よく出てくるこのポーズ。
テレビとかスタジオの宣伝とかで、よくモデルさんがやっていますよね。

でも、このポーズ不思議なんです。
ヨガのバイブルともいえる、B.K.Sアイアンガーの「ハタヨガの真髄(Light on Yoga)」のどのページにものっていないんです😲

私がアシュタンガヨガを始めたころ、師匠のバーシャ先生がこのポーズを指して、流暢な日本語で「インチキヨガ!絶対ダメ!」と言っていたのを思い出します。

つまり、ポーズはその目的や効果を考えて、正確に行わなければならないと教えてくれたのです。

正確なヨガのポーズとは?

正確なヨガのポーズは古典的なヨガの教科書に、しっかりと写真付きでのっています。

現在のヨガスタジオ等で教えられているポーズは、本来のポーズにアレンジ(修正)が加えられたものが多すぎます。

誰にでも手軽にヨガができるように、難しいポーズに修正を加えるのは悪いことではありませんが、そのポーズのもつ目的や効果までも歪めてしまうのはいかがなものかと?

B.K.Sアイアンガーの「ハタヨガの真髄(Light on Yoga)」には、そんなポーズは絶対に無理!そんなの一生かかってもできないよ!というようなものが数多くあげられています。さすが、アイアンガー先生!

でも、教科書にあるからといって、一生できないような難しいポーズはあえてやる必要はないんです。自分が今、できるポーズをしっかりとこなして、難しいポーズはそれがいつかできるようになるまで、待てばいいだけ。

それがヨガの実修です。簡単にできるものばかりじゃ、やりがいがないですからね☺

エーカ・パーダ・ラジャカポタアサナ

おそらく、ここでとりあげた奇妙なポーズは、エーカ・パーダ・ラジャカポタアサナの変形だと思われますが、本来のポーズとは全く異なるものに変えられてしまっていることが問題です。

ラジャカポタというのは、「鳩の王様」という意味で、胸を鳩のように前方に突き出すことにより胸を開き、アナーハタチャクラを活性化する目的があります。

腰椎と胸椎を若返らせて、甲状腺や副甲状腺を刺激し、血行やホルモン分泌を促進するという効果があります。身体を横にひねってしまっては、胸を開くことも、甲状腺や副甲状腺を刺激することもできなくなってしまいます。

また、骨盤もマットに対して垂直でなければならないのに、横に傾いています。これでは、背骨を伝わって上昇するエネルギーの流れが、止められてしまいます😢

何のためにこのような修正や変形が加えられたのか、まったくわからないポーズの一つです。

ヨガはファッションではない!

ヨガのポーズはファッションではなく、そのひとつひとつに意味があります。正しく行うことにより、心身に絶大な効果をもたらすようにできています。

もちろん、なんとなく恰好がいいからとか、流行だからという理由でヨガを始める人もいるかと思います。それは個人の選択の問題!

ただ、せっかく時間とお金を使ってヨガをやる以上、きちんとしたポーズを正確に行った方が、身体の柔軟性やエネルギー循環がアップして、自分の身体を自在にコントロールできる楽しさを味わえるようになります。

ヨガに限らず、何事も基本に忠実に反復練習して、身体に覚え込ませることが上達への近道かと。

まずは教室選びから

ヨガを長く続けるコツは、伝統的な教科書にあるポーズをしっかりと教えてくれる教室を選ぶことです。その教室が宣伝に使っているチラシやホームページを見て、自分にあっているかどうか、見極めることが大切です。

伝統的なヨガをしっかりと身に着けたいと思っている方は、是非一度お越し下さい。
ヨガを始めたいけれど、どうしたらいいのかわからない方。
すでにヨガをやっているけど、行き詰っている方。

無料相談も受付けています。

ご予約はこちらからです☺

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