あなたは肉食系?それとも草食系?

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肉を食べるか否か

人間の身体の構造は、肉を食べるようにはできていない。もしできるなら、すべての肉と動物性脂肪を避けよう。肉の成分を含んでいる卵も含めて。

もし、このように言われたらあなたはどうしますか?これは、インテグラル・ヨーガで有名なスワミ・サッチダーナンダの著書「自己を知るヨーガ(めるくまーる出版)」の一節です。

肉を食べるか、やめるべきかはともかく、高脂肪、動物性タンパクの摂取を主とする現代の食生活は、脂質異常症、高血圧、糖尿病といった生活習慣病を招き、様々な疾患を引き起こす原因となっていることは確かなようです。

ヨガの食事法

ヨガのポーズや呼吸法で身体を浄化しても、日々、健康にあまりよくないとされる食物を過剰に摂取し続けていると、その効果は半減してしまいますね😢では、高脂肪、動物性タンパクを少し控えめにして、後は何を食べればいいのでしょうか?

答えは、精製されていない食品やローフード、酵素や食物繊維を多く含んだ野菜や果物です。

それらは内臓を休ませて身体の内部からの浄化をすすめます。伝統的なヨガの食事法では、肉類の消費を極力控え、タンパク質は植物からとることがよいとされています。

「タンパク質は植物からとることができる。主なものをあげると、レンズ豆、大豆、ひまわりの種、ゴマの実、それからいろいろな木の実。人間の身体は菜食向きにつくられており、肉食には向かない」とスワミはさらに突っ込んでいます。まさに、大豆、椎茸、野菜、ゴマ等からなる日本の精進料理ですね😲

内臓への負担を減らす食事法

食べ過ぎや肉類の摂取は驚くほど内臓に負担をかけ、消化吸収を遅らせて、体内のエネルギー循環を妨げます。

私自身も、ヨガを始める前や始めた頃は、野菜嫌いの肉食生活。アルコールも普通に摂取。ヨガの練習の帰り、汗をかいた後に飲むビールは最高でした☺

ところがある時、ヨガの先生にすすめられて、1か月間、果物と野菜をはじめとしたローフードや精製されていない食品だけの食事法を実践しました。もちろんアルコールやカフェインもNG。こんな食生活がいつまで続くのか?自分で始めておきながら、ストレスがたまり不満爆発!

ところが、1か月が経過した時には体に驚くべき変化がおきたのです。内臓への負担がなくなり、身体がまとっていた重い荷物から解放された感覚!身体が嘘のように軽く、思考もスッキリ!まさに、日々食べているものが、身体や思考にものすごい影響を与えているのです。

せっかくヨガの実践で身体を浄化しても、有害な食品(化学調味料や食品添加物を多く含んだ加工食品など)をとってしまっては、元も子もありません。以来、肉食をきっぱりとやめ、果物や野菜、ナッツ類を中心とした僧侶のような食生活を送っています。

そんな食生活、楽しいのか?
はい!身体が軽くて動きも軽快になるので、無理なく実践しています。一度これを経験したら、元の食生活には戻れないんです☺

答えは自分の中にある

ここで注意したいことは、ヨガを実践しているからといって、絶対に肉を口にしてはいけないというわけではありません。ヨガ実践者の中にも、普通に肉を食べている人もいます。大切なのは、自分にあった食事法を、いろいろと試してみることです。

肉を食べるかどうか、植物性の食品を中心にするかどうか、自分の身体と相談しながら試していくうちに答えがみつかるはずです。まさに、答えは自分の中にあります。

ただ、現在、生活習慣病のリスクが高い人は是非、ご紹介したヨガの食事法を1か月間試してみて下さい。驚くような結果が待っているかもしれませんよ!

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