80歳からでもヨガはできる
お知らせでご紹介したとおり、1月4日の「カンブリア宮殿」に、Bluewater一番弟子である、「えびす屋商会」の唐鎌秀貢会長が出演されました。番組をご覧になった方は、とても85歳とは思えない活躍ぶりに驚かれたことと思います。
唐鎌会長は、80歳からヨガを始め週1回のベースで5年程継続されています。継続は力なり。当初は固かった筋肉も柔らかくなり、関節の可動域も驚くほどアップしています。
会長の1回のトレーニングメニューは以下のとおりです。
①四肢体幹部の関節リラクゼーションとストレッチ
②全身のマッサージ
③前屈と伸展、側屈、回旋のヨガアーサナ(ポーズ)
④スクワット(スローな動作で10回×2セット)
⑤プラーナヤーマ(呼吸法)
⑥浄化法(カパーラバーティー)
ヨガをやってみたいけど、
身体が固くてとても無理!
もう歳だから動けない!
と、あきらめている人も、唐鎌会長の活躍ぶりをみて元気がでると思います。
例え、身体が固くても、歳をとっていてもノープロブレム!
アシュタンガヨガの開祖であるシュリ・K・パタビジョイス先生も、「怠け者以外なら、高齢者や病人でも大丈夫!」と言っています。
村上龍さんの現在
番組を見ていて、司会の村上龍さんがめっきり老けてしまったのには、非常に驚かされました。
唐鎌会長がテレビ局のスタジオでの収録後、「71歳の村上さんより、85歳の俺の方が若かった」と言っていたのも、頷けます。
村上龍さんといえば、「限りなく透明に近いブルー」で芥川賞を受賞して鮮烈デビュー。その後も「コインロッカーベイビーズ」「愛と幻想のファシズム」といったパワフルな作品を次々と発表し、私も学生時代に夢中になって読みふけったものです。
そして、何といっても最高傑作は1987年に刊行された「69」!
これは1969年に高校生だった村上龍さんの自伝的小説で、権力を振りかざす体制側にいる人間を徹底的に嫌い反抗する、矢崎少年(龍さん自身)がとても痛快に描かれています。
村上龍さんも、あとがきで「この小説に登場するのはほどんど実在の人物ばかりだが、当時楽しんで生きていた人のことは良く、楽しんで生きていなかった人のことは徹底的に悪く書いた」と言っています。
私も、社会人になり会社や組織に押しつぶされそうになったとき、この小説を繰り返し読んでは勇気をもらいました。ボロボロになるまで読んで、何冊も買いました。
その村上龍さんが、今はずいぶんと老けられて活舌も悪く、何やらご病気であるとの噂もあるようです。
その真相はわかりませんが、大ファンの一人であった私としては、さびしい限りです😢
楽しく生きるためのエネルギー
「いつの時代にあっても、教師や刑事という権力の手先は手強いものだ。彼らをただ殴っても結局こちらが損をすることになる。唯一の復しゅうの方法は、彼らよりも楽しく生きることだと思う。楽しく生きるためにはエネルギーがいる。戦いである。私はその戦いを今も続けている。退屈な連中に自分の笑い声を聞かせてやるための戦いは死ぬまで終わることがないだろう。」
小説「69」は、このように締めくくられています。
その言葉どおり、この人はまだ楽しく生きるための戦いを続けているのだろうか?
テレビを見ながら、ふと、そう思ってしまいました。
権力の手先にいるつまらない人たちに向けられたエネルギーのベクトルを、今度はご自身の心身の健康の方に向けてもらいたい。
ファンだからこそ、そう願わずにはいられません。
手軽にできるエネルギーチャージ
そこで、身体のさまざまなシステムを浄化して、簡単にエネルギー循環をよくする方法を一つご紹介します。
カパーラバーティという浄化法で、鍛冶屋のふいごのように、吐く息と吸う息を素早く繰り返します。以下の手順で行ってみてください。
①蓮華座またはあぐらをかいて坐る。
②目を閉じて、背筋をまっすぐに伸ばす。軽く顎を引いて胸につける。
③1回大きく息を吸った後、両鼻からすばやく息を吐く。このとき、吐く息は強くして、吸う息はその反動で自然に入ってくるようにする。これを20回から50回ほど繰り返す。
④これを3セット行う。
ポイントは、息を吐くときに下腹部に意識をあてて、軽く背骨の方に引き込むように動かします。慣れない場合は下腹部に手のひらをあてて、その収縮を促してみて下さい。吸う息は吐いた反動で自然と入ってきます。このとき下腹部はもとの状態に戻ります。
最初はなかなかうまくいかず、肩に力が入ってしまうこともありますが、慣れてくると自然と連続した呼吸が、下腹部の引き込みと連動してできるようになります。
まずは、チャレンジしてみて下さい。
身体が弱くて負担のかかるヨガのポーズは困難な人でも、簡単にエネルギーをチャージできるのでおすすめです。
憧れの村上龍さんにも、是非やっていただきたい浄化法です。